時価総額日本トップのトヨタでも全く安心できない理由
豊田章男氏が、2019年の決算発表の折に「最大の脅威は、トヨタは大丈夫だと思うこと」という発言をしたことを覚えていらっしゃる方も多いのではないかと思います。
現在は2022年。あれからもう3年以上も経つのに、未だにその言葉が私の脳裏に強烈に残っています。
トヨタ関連企業と何かしらの関係がある方はよくご存知のことと思いますが、「トヨタは大丈夫でしょ」という類の言葉を発する人が無数にいます。
豊田章男氏が、ここに強烈な危機感をもっていることは当然といえば当然だと思います。
どれだけ優秀な人材が揃っていても、どれだけ優れたシステムが稼働していたとしても、緩んだマインドがある限りすべてが一気に崩れ去る可能性があります。
自社の活動、自分の人生に危機感を持っているか?
トヨタにとっての脅威。これは他人事ではありません。
トヨタという企業のみならず、私たちの住んでいる日本という国のことを考えてみてください。自分が住んでいる家や地域のことを考えてみてください。
自分の生活する環境のことを考えてみてください。
どこかしらで「大丈夫でしょ」という前提で、さまざまなことを考えている自分の存在に気がつくはずです。
私たちの最大の脅威は、自分の所属する組織や環境のことを「大丈夫」と思うことです。
歴史上の敗者から学べばそれは明らかです。
今日は、これを学ぶための絶好の教材を紹介しておきます。
「敗者列伝」伊東潤著