「足るを知る」という価値観を、努力をやめる免罪符にしてはならない。

昨今、貪欲に生きることを是としない風潮があります。

今でも十分に豊かなのだから、恵まれていることに感謝せよと。つまり、「足るを知れ」と。私もこの部分に関しては同感です。

不平不満ばかりを言って、政治家や社会の批判をするよりも、充足していることに感謝の気持ちを持ち、権利ばかりを主張することなく今の状況に幸せを感じながら生きて行くのが、とても素敵です。しかし一方で、「いま十分に幸せなのだから、もうそんなに頑張らなくてもいいんだよ」という二つの違う考えをセットにして考えようとする風潮は非常に危険だと感じるのです。

日本と日本人が、あまり力をつけない方が都合が良いと考えている人や国家が存在します。そういう連中が少しずつ、日本と日本人を骨抜きにしようとしているのではないか、そう感じているのは私だけででしょうか。

足るを知りながらも、さらなる努力をし続けるモチベーションをどこに見いだすのか。それは、世界経済を牛耳っている奴らが一目置くような日本国の礎をつくるということ。

足るを知りながらも、歩みを止めない。